精華町で働く研究者のblog -2ページ目

コダックからの朝

どうでもいいようなことを、しばし想像・・・
・・・妄想してしまうことがよくある。

朝、車で出勤していると、前の軽自動車に
「車検のコダック」とシールが貼ってあった。
最初は、車検中で代車なのかな?と思ったが、
朝8時半なので普通に考えれば、
その方も出勤ですね。

そこで考えてたのが、車検の時の代車って、
それこそ「車検の○○」みたいに書いてあれば、
どんなにオンボロでも、俺のじゃないっす、
みたいになるし、私の家の駐車場の場合、
ナンバーまで控えられてて見回りが来るので、
むしろ小さくアピールがあるのは嬉しいかも
しれない。どうせ数日だし。
車検中の代車で遠出もしないだろうから、
地域で乗り回してくれることにもなり、
ある程度の宣伝効果も出るんではないだろうか。
嫌かな、そういう車。まあ、選択制にして、
そっちだと3000円、もしくは5000円
くらいのディスカウントが付いてもいいかも
しれない。

そうなると、そうか、レンタカー会社とかでも、
スポンサーがついて、その会社の商品のデザイン
とかにして、その分、企業が広告費を出し、
利用者は安くなり、レンタカー会社は窓口が拡がる
というようなことはできないかな。

東京の広告バスとか、たまにかっこいいの
ありますもんね。あ・・・でも、レジャーで
使うのに宣伝カーみたいのだと、そりゃー嫌だな。

問題はデザインの巧拙になってくるのかな。
すごいかっこいい、たとえばMacのデザインのような
カラーリングの車で、小さくしか appleとかの
ロゴがなかったら、どうでしょう?乗りたい人も
いるはずです。nakeでも、そう。

とはいえ、コテコテの醤油会社とか、葬儀屋とかは
嫌だなぁ。事業自体は大事だろうけど、レンタカーで
はちょっと。地方にいって、ちょっと乗るだけなら、
それも気にしないかもしれないな。すっげー安ければ。

まぁ、とにかくデザインが大事だったとして、
どうすれば、妥当な価格になるだろうか。
ヘボデザイン事務所が、ヘボくてダサイ、デザイン
ばかりやって、市場を台無しにするのも、困る。

まず、そもそもユーザが選択できるなら、デザインが
よくないと乗られないから広告もレンタカーも利がない。
あとは価格だけ重視の顧客だけが乗るかも知れないが、
あまり美しいWinWinWinでもない。

誰がリスクを負うかだけども、
ユーザ、レンタカー屋、デザイン事務所、広告主、
といたときに、おそらくこの事業を立ち上げるポジション
にいるのはレンタカー屋だろう。売り上げに直結しているし。

最初はデザイン事務所の目利きもできず、また市場も
十分には把握出来ないだろうから、痛い目にあった上で、
ある程度馴染んできたら、目指すのは、自社のリスクを
下げて、本来ボトルネックとなる、品質に直結する
デザイン事務所への淘汰をかけることになるのかな。

すると、リスクを負ってでも勝負したい優秀なデザイナーが
いるデザイン事務所しか挑戦してこないような市場を
つくることもできないかな。

値段とリターンを公開して、広告案件にコンペさせ、
レンタカー屋としては、市場マージンをとるだけで、
当たるか当たらぬかは、デザイナーと広告主の
リスク・挑戦の世界になる。

でもこれが正しいと思う。本来、もっとも責任を負って、
成果に直結するところが、そのリスクを負い、そして
リターンを得るべきだと思う。

もちろんレンタカー屋としても、そうした市場形成が
でき、顧客に認知されれば、これらのシステムや顧客
ネットワークは、すぐにできるものではないので、
競争優位にもなるだろう。

高橋俊介さん曰く、「戦略とは、中長期的に維持可能な
競争上の優位性を構築するための一連の具体的計画である。」
らしいので、こういう仕事だったら、少し萌えるな。


・・・まぁ、少しだけども。。。

蟲愛でる姫

農協の枝豆を、妻とふたりで毎日500gくらい
食べてる日々です。二日に一回、1kg枝付きで、
買ってきてバラして食べてます。実質的には、
ひとり200gくらいか。

スーパーで袋に入っているのなら、2袋を毎日のペース。
おかげで、ご飯:枝豆で、枝豆の方が、やや多い。

黒枝豆の無農薬で、放っておくと黒い実をつける枝豆です。
見慣れないと傷んでるようだけど、これがまた美味い。

美味い、美味い、美味い。

それが枝付き1kgで3~500円なのが嬉しい。
しかも、研究所のある精華町での収穫だ。

そうこうしてたら、本日、、、妻がなにやら、
枝豆をごそごそといじっている。 しばらくして、
ニコニコして、虫を出してきた。

うはぁー、そりゃー無農薬ってことはそういうことだわな。

え?あ?ん?さっき苦かった気がするのは気のせい?
うーん、さすがに直球だったら、もっと苦いはずだが。
きっと違うだろう。

などとふり返っていると、目の前で、次々と虫入りを
見つけだす妻。しかも嬉々としている。
目がはっきりと輝いている。

そうなんだ、この人は、ワサワサしてても、
ササササしてても、モゾモゾしてても、
虫が大好きなんだ。

正確には、平気なんですわ。 一度も「キャー」とか
いわんし、一生言わないでしょう。部屋に入ってきた
クモや、野外で出逢った尺取り虫などは、しばらく
もてあそんだあと、放してあげますが、ゴキブリや蚊には
厳しいな。嬉々としてとどめを刺す。

私には、風の谷の村人の気持ちも少しわかる。
あのね、腐海で、蟲と戯れて、蟲とおしゃべりしている姫
は、クワトロでなくても、けっこうゾッとしますって。

サハラ砂漠のゲストハウスで、朝目覚めて、靴をはくときに、
中にサソリが入っていないか確かめろと、フランス語で
受け付けで言われたりした私でも、この日本の日常に、
まったりと入り込む、蟲くん達は、けっこう苦手。
おもいっきりガード降りてますし。

なんか、おなかがモゾモゾするよー。
気のせいかな?気のせいだよね。
気のせいってことにしよう。

などと、想ってると、またニッコリほほえんで、
もう一匹見せる妻。

(TvT)

わかった。俺が降参だ。

残りの枝豆は、全部やる。

ところで、だんだん森の人の体形になってきたんだが、
チャックはどこ?

ホゲる日々

逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、

シンジ君から入ってみました、
皆さんお元気ですか?
気圧が低いせいか、調子が出ません。
扁桃体の左奥がシクシク
軋んでいます。

いやもう、敵と戦いながらOSホゲる、
キラヤマト君なみに何かが炸裂しないと
いけないのですが、コーディネーターならぬ
ナチュラルな私には、それを望むべくもないのか。
二次元方面の方にしか分からぬ話題ですいませぬ。

ちなみに、「ホゲる」は最近好きな表現。
情報方面の人にはなじみのある [hoge]というのは、
そこにファイル名や関数名など、まぁ
「なんでもいいから、あなたのつかいたい名詞」を
置いて貰えればいいから、ってノリである。
それでプチ汎用的な記述となる。使い捨てのファイル名
もhoge、私は、cooked file(加工済みファイル)は、
hoga hogunとか無意味に熟成させてみたりもする。
最近では、piyoとかもある。

んで、ホゲるは、これまた極一部の情報方面の方が、
使う表現で、要は適当な「動詞」を入れてください。

ネットワークを「ホゲる」、、、、いいじゃないですか、
まさに今やってること(笑)

モデル化する。数値解析する。実データ分析する。
分析アルゴリズムをつくる。検証する。リファインする。
論考する。解釈する。資料にする。投稿する。発表する。

あーいちいち書くのも面倒くさい。

そう、だから、

「ホゲる」

今日もいちにち、いろいろホゲろう。

でも私、野菜をホゲるのも最近上手なんです。
#何告白してるんだ。

藤森神社のわき水

ほとんど奈良の自宅から3~40kmは離れた京都伏見の藤森神社まで水を毎週汲みに行っていた。紫陽花がキレイなその神社は、酒処でもある伏見だけあって、境内のわき水は美味しい。京都100名水に選ばれてたはず。


そこでは、だいたいいつ行っても、誰かが汲んでいて、しばし並んで待つことになる。20リットル、30リットル頑張ってる人もいる。そんなある日、私と妻が、並んでいると、イスラム系な顔立ちのとってもキレイな若い女性が、私の方にツカツカと歩いてきて、「すいません」と質問をしてきた。


なぜか、観光地でも、写真をとってくださいとか、いろいろ頼まれがちなので、違和感もなく、「はい?」と耳を傾けた。 すると始めは何をいってるのかわからない。やたら深刻そうな顔をして私の顔をのぞきこむように質問しているので、私ももっと注意を傾ける。 一応日本語で頑張ってるようなので、もういっかい、ゆっくり聞く。


その子>「この水を飲むと頭がよくなるのですか?」


(笑)・・・そんなバカに見えましたか?(TvT)


もし頭が良くなる水だとしたら、20リットルのポリタンまでもってきて、その聖なる水を一生懸命汲もうとしているのは、そうとう端から見て不安になったのだろうか(^_^;)


「ここの水は、たぶん美味しいってのが一番だと思います。頭がよくなったら嬉しいですけどもね」と答えておきました。横では妻が噛み殺して大笑い。もっと気の利いたことを言いたかったと後で思った。
看板とかにもそうは書いてなかったので、おそらくお寺とかの煙を頭にかける話かなにかと、勘違いしたのでしょうか。もっとゆっくり話を聞けばよかったところですが、その中東系カップルも、すぐその場を去ってしまいました。

最近、浄水器をつけたので、水がやたら美味しくなった。それも大層なものではなくて、電器量販店でついでのように売っている5000円くらいのを蛇口にそのままつけて、浄水・原水・シャワーの切り替えがレバーで出来るタイプだ。それで全然変わってしまった。もう藤森神社まで行かなくていいくらいになってしまった。

便利でもあり、寂しくもある。しかし20リットル=20kgの水を昔は4階、今でも2階まで階段を持ち上げるのもしんどいものだった。やはり便利だ。


今は4~5万円するのに触手が伸び始めている。

ほしぃ。


名古屋の美味いモノ

今日、名古屋の美味い店の話をした。

名古屋も、奈良と同じく、油断していると
「ふつー」の店ばっかりで、キュンと胸を突く店が
少ないです。・・・私にとって。

鶏料理なら、川名の鈴喜 がお奨めです

ここは、別に名古屋コーチンとかじゃないはずですが、
激烈美味いです。値段も安いし。学会ついでに2回いき、
別な機会に、かなり無理して、このために1回行きました。
名古屋出身・名古屋大出身の同僚の一押しで、行ってみて
大納得でした。県知事やらいろいろ著名人が来るらしく、
私がいったときも、西川のりおがスタッフ連れて40人
くらいで来てました。とはいえ、気取ったところはなく、
ご飯のおかわりは自分でやったり、ビールも自分で取って
自分で加算するくらいアバウトで豪快なところです。

ひつまぶしはランチ3000円で、熱田の蓬莱陣屋
は、どうでしょう?


安くはないですが、3食抜いても行きたい店です。

ちなみに、ひつまぶしは、いつみても、ひまつぶしと
読んでしまいます。


あと、味噌カツ、味噌にこみうどん、などの「こたえ」が欲しい。

昔Uさんに聞いたメモは、どこにいったんだろう(TvT)

地球博に行けないまま、記憶も霧散しかけている。


地元出身者、生活者の情報が、やはり決めてになりますね。

帆立を巡る冒険

今朝は、7時半出の妻を駅まで送りがてら早く家を出た。
会社最寄りのコンビニで、朝ご飯を買うことにする。
300円くらいの「明太高菜ご飯」というのがお気に入りで、
それはOK.ただ、昼の分も用意したいなーと眺めて、いろいろ
悩んだ挙げ句に、「帆立マヨごはん」を選んだ。

レジに行き、順調に加算され、最後の帆立マヨになった際、
レジがピーと異音を発生。レジの女性が、気まずそうに、
「あー落とすのを忘れてました、すいません、こちら、
 賞味期限が切れています」
・。・;
あーオチモノだったんですね。
#オチモノ:陳列棚から外すべき賞味期限切れの商品
#コンビニ・バイト・貧乏学生の主食

え”~~いろいろ悩んで選んでるから、もー一回、
昼飯探しに行くの面倒くさいよー。だいたい、買ったって
5~6割はいつも賞味期限が切れてから食べることの多い
コンビニ弁当・・・今更別にいいですわいなー、と心で
ツッコミを入れ、口をついて出た言葉は、
「あの、あまり時間経ってないようだったら、全然気にしない
んですけど、売って貰えませんか? それとも少しでも過ぎる
と売れないのでしょうか?」と一応、店のシステムが分から
ないので、お伺いを立てる。

すると、その女性、「そうですよねー、食べれますもんねぇ」
(おっ!話が分かる!) 「えーと、7時まででしたので、
40分前ですから、お早めにお食べください。お代は
要りません。今後気をつけます。」 
(まーじーで、らっきー、っていうか、気をつけなくても
いいぞ)などと不謹慎なことも少し考えつつ、有り難く
戴く。

朝からプチ嬉しいことがあったのだが、ここに私は4つの
喜びを感じる。小さい方から大きい方へ順番に並べると、
1)340円浮いた。
2)二度飯を選ぶ手間を省けた。
3)食べ物を無駄にしなかった。
・・・そして、一番嬉しかったのは、
4)話の分かる人に逢えた。

これって、人によって順番が違うんでしょうね。
強引に会社的な話に対応させると、
1)Finance 財務管理上のこと
2)Operation 業務管理上のこと
3)Ecology 環境への配慮、
4)Human Resource 人のこと

いえ、そんなに人間好きでもないんですが、
話せば通じ合える人は、大好きです。
大前研一は、某所で、30過ぎて「価値観の相違を
説得しなければならない人間とは付き合わないよう
にしろ」と吐いています。小さく同意中。

~~

その後、7時50分頃、会社に車で入ると・・・
前方から、おばちゃんが2人、なにやらビニールに
持って歩いてくる。一応私有地なんだが、地元の
人が敷地内の芝生のところや池の周りを散歩したり、
していることはたまにある。へー、朝からお元気だなぁ
と思ってみていると、どうやら、そのビニールには、
大量の「栗」が入っているようだった。ざっと見積もって
ふたりで5kgくらいは運んでいそうな感じ。大量である。

・・・ん!? どこ?どこにあるの?
栗拾いしている精神的な余裕はないんだけども、
散歩はよくするので、せっかくだから、くりご飯一食分
くらい、散歩がてらに拾いたい。あれだけ拾われたら、
もう無いか? いやいや、そんなことはあるまいて。
GJ(Good Job)おばちゃん。歩いていた場所からいって、
確実に敷地内ですね。それなら見事な存在証明。
ボチボチ探して見つけたいところ♪

残り87日・鶏づくし

2005年10月15日 23:49


昨日は、以前から詳しく話しを聞きたかった東京の
研究者の方が、奈良先端大に来たついでに寄ってくれた。
4~5時間も話し込んだように思うが、とても充実した
時間だった。東京にいると、かなり人と会うこと自体は
気軽にできるものの、奈良と京都の境界線上だと、
基本的にこちらから東京に出向かないと、相当に、
実際に会って議論する機会は限られてくる。

来週末も、数名の研究者の方が、近くの研究所のついで?
に寄ってくれる予定。それもとても楽しみ。
早く学位片づけて、自由につかえる研究費を手にして、
気軽にどこでもいけるようになろうっと。

その後、仕事帰りの妻と合流し、いきつけの店で、
裏メニューの鶏三昧のディナーとなった。

鹿児島の鶏なんですが、とにかくこだわりの地鶏を、
育てている人がいるらしく、やたらと美味い。
厳密に言うと養鶏家ではなくて、鯉などが生業らしい
その鹿児島の方から届く、その鶏は、もちろん有機も
有機。3ヶ月目くらいの鶏だけども、やたらと、
プリプリ、こりこり、ジューシージューシー。

10羽だけ届いたそれの、心臓を3つ、串でもらった。
砂肝なども、絶妙。ささみのユッケ・フレンチ風は、
チャーピルやタラゴンなどの香草もさわやかに、
極ウマ卵の黄味と合わせて、至福の味でした。

ちなみに、その鶏、、、いつも、いつたのんでも、
届く鶏には「肝」が無いらしい(笑) 
「ここの鶏は、肝臓が無い鶏なんですよ」
と悪戯っぽく苦笑いするご主人。

なんでも、相当に美味いらしく、その鹿児島の人が、
いつも抜いてしまうらしい。電話で入れて欲しいと
お願いしても、全然言葉が通じず、通訳の友人入れても、
肝に関しては要領を得ないとのこと(笑)

うーん、それはいつか食べたいなぁー。

このご主人は、素材にやたらこだわれるので、
当然、ずいぶん前から、昨日書いた「キタアカリ」は
知っていた。

曰く、「最近、ちょくちょく見るんだけど、あれ、
なんていうか、少しまざってるっていうか、北海道とか
寒い土地の、鮮烈なキタアカリの旨さがないんだよねー」

と。。。なるほど、白菜も冷えると糖度を上げて耐える
ために甘くなるとか、いろいろありますもんね。
もしかしたら、いや、きっと、私の食べたキタアカリより
北海道など、北の大地のものの方が美味いのかな?

うーん、いつか食べたい。

この世の全ての美味いモノを食べるには、
人生はあまりに短い。 by keyquo

信子さんのキタアカリ

最近、野菜が美味しい。

近くに農協の即売所がありまして、
9:30~17:00なので、
朝が遅めの時は通勤時に、でも最近は早いので、
昼にドライブがてら、野菜を買いに行きます。

そうですねー、以前のSKIP(ユニクロの親会社が一時やってた
上質野菜の通販)なら、3000円相当が1000円ほどで
しょうか。って喩えてるわりに、極一部の人以外、全然ピンと
きませんね。スーパーの4割引の値段感覚です。
なにせ、有機無農薬が多いし、全部名前が出ていて、
安心感が違います。

以前、danchuという愛読雑誌で、自宅でポテチをつくるなら、
イモには「キタアカリ」という新種が、味にふくらみがあって
最高とありました。男爵、メイクイーンはもう古い(^_^;)

ところが、どこで探してもありません。
結構前のことだったので、「キタアカリ」って名前すら
うすぼんやりとしてきた昨今でした。

それで、たまたま、この農協即売所を見ていたら、
”くたびれた感じのジャガイモ”がありました。
ここは農家の方々の「恥の文化」も見え隠れする、
「私の作品をみてくださいな」って場でもあるので、
あれれ?めずらしいな?と思って手に取ったんです。
そしたら、生なのに、身がやわらかい。いたんでるのに
少し似ているけど、ちょっと違う。

すると段ボールに、「新種キタアカリ、おいしいです」
みたいなことが書いてある。

お!あ!や! 100円で、小さいの5~6個を買う。
家でたべたら、美味い美味い、なんじゃこれ!?
まぁ、新じゃがで、ジャガバターやれば、そりゃー
美味いさ。でも、やけに美味い。

ついつい、いくたびに購入。○○信子さんという
お名前まで暗記するいれこみよう。

別なとき、朝っぱらから雨で、品物が少ない。
店内をうろついていると、後から、地元のおばさんが、
入ってきて、みると、野菜を置いている。売る側の人だった。
店の人と会話しながら、「へー、■■さん、▲▲(野菜)も
つくってはるんだ、うわぁーいい仕事なさるぅー」
「せやなー、よー出てはりますよ(売れてますよ)」

この世界である。相互にリスペクトと向上心のはたらく
すばらしきかな、農協社会?!? 

で、このおばさまが、置かれたニラがこれまたすっげー
美味そう(今朝食べてきました。ひえー美味い)。
超新鮮で、まだ若芽というか普通のニラの半分くらいの
細さで、わっさーと入って100円。。。感謝。

それを手にとってレジにいくと、そのニラの作者の名前が
○○信子さん。おっ・・・と思ったら、「あ、ニラこうて
くれはりましたの?(買ってくださったんですね)」
と声をかけてくださった。ニラの話もそこそこに、
「あのキタアカリつくられてますよね?」と話しかけ、
いろいろ聴くと、今年初めて植えられたらしくて、
ご本人も、大のお気に入りらしい。

パッと見で、ちょっとくたびれた感じのするジャガイモ、
でもむちゃくちゃ美味い。これは認知されるまで、
大変なんじゃないかなーと、後で、思ったりしました。

また、数日後にいくと、20袋ほど大量にジャガイモが
陳列されていたのを見て、ちょっと嬉しくなる。
だんだん認知されてるのかもしれませんね。
それとも、直接の大賛辞を受けて、ちょっと大きく出て
しまったのか、少し気になりますが、また1袋購入。
行くたびに買ってます(^_^;)

こういうところ、田舎暮らしは、結構いいです。

美味い、安心・安全、安い、だし。

モノの豊かさから、コトの深まりに到ってますな。

~~
自己管理用
20:10

THX Jorma

A4の紙1枚で、CD2枚収納するケースの作り方を忘れた・・・

Googleで「A4 CDケース」で、スラドに行き、再訪を果たす。


http://www.sci.fi/~tenu/diag/2CD.gif


すげー、便利だな。

この収納ケースも、

検索できるということも。




「素」について

なんとなく気がかりだったことを解決する
方法(俗にアルゴリズムと言う)を思い付いて、
深夜に出社。まだ作業中だけども、気分転換。。。

昔、インターネットラジオで、
Spinner.com?とか使ってたんですが、
長いこと忘れてました。

iPodnanoの到着以降、iTuneが、イイ感じで生活に
入ってきて、ネットラジオを久しぶりに聴いてます。
Ambientだけで19ストリームもあるんすね。
DI.fm Chillout 96 kbps Ambient psy chillout,
ラウンジ系とでもいうのか、まったりした、
Chillout系?わかりませんが、集中したい精神を
邪魔しません。

いや、深夜で、他に1名個室の人がいるくらいで、
まぁ、大部屋の住人としては、誰にも迷惑かからない
ので、そのまま音出して、ちょっと気持ちいいです。
ヘッドフォン、耳が痒くなるんです。とほほほ。

~~~

ミクシィで、配信されてるmilkyというのに、岡田斗司夫がいた。
オタク学とか東大でも教えてた、サブカルの権威(笑)の
一人だ。いやー、彼の司会する「BSアニメ夜話」とか
「BSマンガ夜話」は最高ですよ。マニアックさで、
つっぱしっていて。

そこで、こんなことを書いている↓
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私は素
 mixiなしの生活は、もう考えられない。
 と言っても、別に中毒患者なわけではない。起きてる間は1時間ごとに覗く程度。たぶんこれを読んでいる皆さんと同じぐらいではないだろうか?
 携帯電話と同じ程度の必需品。僕にとってmixiはそんな存在だ。つまり「ハマっている」というわけでなくて「必需品」というわけ。

 何をしているのかと言うと、自分の日記を書いて、人の日記を読む。ただそれだけである。興味のある趣味の集団、つまりコミュニティというのにもいくつか参加しているが、それよりも日記の読み書きのほうがはるかに面白い。
 
 僕の日記を書くスタンスは「素」というのに尽きる。これはどっかで見て気に入ってる表現なんだけど、「能力のある人間がリラックスしてる状態が素」だそうだ。
 能力もないのに単に手を抜いて書いたら、素ではなく「無」。上手いこと言うよね。
 いちおう、僕は原稿書きのプロなので、文章を書くことに関しては「能力がある」と思う。だから、あと必要なのは「できるだけリラックスする」ことだけだ。そしたら「素」な自分が表現できるわけ。

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味わい深いなぁ~。

最初の、ミクシィの面白さは、
友人の日記にあるというのと、
「素」と「無」の話。

まぁ、能力なんて真面目に定義しだしたら、きりがないし
パッとしないんだけども、こんなことを読んでしまうと、
すこーし意識して、書きにくくなった。

しかし、割と意識して書いてしまってる自分は
棚に上げた上で、

「能力のある人間がリラックスしてる状態が素」

これには、一理あると思った。
ただ、おそらく岡田さんと違う印象なのは、
ここでいう能力って、偏差値でもないし、切れ味でもなく、
ましてやマニアックな知識に裏打ちされたウィットでもなく
性格の温かさや、気持ちのすがすがしさ、なども
含むと思う。

何か自分にない(温かさ?清々しさ? ^_^;)、
素晴らしいものをもっている人の、
何気ない(≒リラックス)コメントや文章には、
妙に心がくすぐられます。

そして、少し岡田さんと違うスタンスに立つのは、
最初に文章を読んだときに感じた「能力」、そう、
まさにマニアックな能力に関しては、、、僕は、
リラックス状態よりも、フロー状態の話の方が聴きたい。

弁証法的に、ダイアログを織り上げて、思考と思索の
深淵をのぞき込むような、ナイフの上でタップダンスを
踊るような緊張感と、マリワナ海溝がヒマラヤ山脈まで
せり上がるようなフレームシフトを伴うような、
気の入った、お熱いものが好きです。

最後の、熱いに、「お」をつけたのは、
たぶん、深夜だからです。

かなり、しまりの悪い、言いっぱなしの文章ですが・・・

まぁ・・深夜に書いた、日記ですので(^_^;)